バーブレスのススメ

魚に与えるダメージの大小など、フライフックのバーブ、つまり返しの有無については賛否両論、人それぞれ意見が分かれるところです。 魚を傷つけるという意味ではどちらも大差はないという私論から、ここでは人間本位の精神的な功罪は棚上げし実用的側面でバーブレス・フックの有効性について考えていきたいと思います。

バーブレス・フックのデメリットとして、まず挙げられるのが「バレやすい」ということではないでしょうか。 確かに返しがついていれば一度刺さったものが抜けにくいのは当然です。 ただし、これは返しが魚のアゴを貫いて初めて有効になるのです。

最軽量フライフィッシングで使用するロッドは極めて軟らかく、ラインも軽量です。 これらのタックルを使用し、返しまで突き刺さる確実なフッキングをするにはある程度強い合わせが必要になります。 合わせが強すぎれば、合わせ切れなどのトラブルが発生します。 逆に合わせ切れを意識して力を抜くと返しが邪魔をして掛かりが浅くなり、バレやすい状態でやり取りしなければなりません。 微妙な力加減が必要になるわけです。

その点、バーブレス・フックは「返し」という邪魔なものがない分、少ない力でも深く刺さりやすく、結果バレにくいということになります。 このような理由により、最軽量フライフィッシングではバーブレス・フックの使用をお奨めします。

tak@
2004.5.10 作成



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