最軽量フライフィッシングに用いるタックルは「#0.5~#1」と繊細です。 実際にタックルを手にすると分かるのですが、まさに「新感覚」なのです。 これは、フライフィッシングの中でもライトタックルと呼ばれる「#3」クラスを通常使用していた場合でも、全く別の次元を体験できることでしょう。
繊細なタックルを自在に操るには、全てにおいて「丁寧さ」が要求されます。 キャスティングひとつとってみても、最初はじれったいと思うくらいのリズムでロッドを振らないと上手くループを作ることができません。 ループが形成されないと、フライは思うように飛んではくれません。 そこでムキになってロッドを振り回すと状況はさらに悪化します。 余計な力が入ってしまい、ロッドの描く軌跡は大きく波を打ちループを形成するどころかラインは足元にクシャクシャッと力なく落ちることでしょう。 それまで「俺って結構やるじゃん」と思っていた人でも、まさに初心者に逆戻りした気分を味わえます。
ただ、これは克服するという程の問題ではなく、基本がしっかりとできているフライマンであればすぐに感覚をつかむことができると思います。 新しい感覚に対する「慣れ」が必要であるといえるでしょう。
tak@
2004.5.23 作成