ドリフト フライフィッシャー永遠のテーマ!ナチュラルドリフト

多くのフライは魚のエサとなる昆虫を模して作られています。 本物そっくりに真似て作られたものから、何となく虫っぽいかな?、・・・何じゃコリャ!というものまで色々です。 しかし、いくら本物そっくりに作られていても魚が何の疑いもなくそれを口にするかといえば、そんな簡単なものでもありません。 それを使う人間がフライに命を吹き込まなければ魚はそれをエサとは認めてくれないのです。フライに命を吹き込む行為こそがナチュラルドリフトなのです。

ナチュラルドリフトを訳せば「自然に流す」ということですが、少し言葉に味付けをして「自然を演出する」と言い換えたいと思います。 何故このように言い換えたかといいますとフライフィッシングにはもうひとつデッドドリフトという言葉もあります。 こちらを訳せば「死んだように流す」というふうになるでしょうか。 つまり逆らうことなく流れのままに流下していく状態を表しています。 しかし、昆虫の中には流れに逆らって水面を滑走するものや、水中に潜って産卵を行うものなど様々です。 こうした動きが魚達にアピールすることもあるのでナチュラルドリフト=流れのままに流すという先入観が植え付けられることのないように、あえて「自然を演出する」という言い方をさせていただきたいと思います。

まずは言葉の意味を紹介しましたが、やはり基本はデッドドリフト(流れのままに流す)ことからはじめて欲しいと思います。 というのも魚達は流れに逆らったり、水中を活発に泳ぎまわるような昆虫に興味を示すことは限られているからです。 普通に上流から下流へと流れていくエサを待って捕食したほうが遥かに効率が良いからです。

「流れのままに流す」言葉で言ってしまえば簡単なようですが、いざ川に立ってフライを流してみると、ティペットに結ばれたフライはラインに引かれて流れを横切ってしまったり、流れの中に止まったりします。 この状態を「ドラッグがかかる」といいます。


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