オモリを使わずに小さなフライを飛ばすフライフィッシングを特徴付ける、象徴的アイテムです。 キャスティング時、このフライラインの描くループ(弧)の美しさに惹かれてフライフィッシングを始めた人も多いのではないでしょうか。
●テーパー形状
ラインは大きく分けて次のような3つのタイプに分類されます。
- ダブルテーパーライン(DT)

- 先端、後端とも同じ形状になっています。どちらを使っても良いわけで経済的です。...が、片方の端を1シーズン使って、次のシーズンに巻き変えてもう一方の端を使おうとするとおそらくコイル状の巻き癖が取れずに使用に耐えないというようなことにも!両端を使おうと思ったらこまめに巻き変えましょう。
- ウェイトフォワードライン(WF)

- 先端部分が太くなっていて、後端には摩擦抵抗の少ない細くテーパーのない形状になっています。これにより、ダブルテーパーラインに比べて遠投が利きます。
間違ってもテーパーの付いた方をリールに結ばないように。 - シューティングヘッド(ST)

- 後端にランニングラインと呼ばれる細いラインを繋いで使用します。
ランニングラインには様々な種類があり、より摩擦抵抗の少ない物を選ぶことによってウェイトフォワードよりも、さらに遠投が可能になります。
●サイズ表示
#3、#4、など数字で表示されます。この数字が大きくなるほど重いラインということになります。リーダーやティペットと違い太さを表すものでは無いということです。
下の表はライン番手と重量を表したものです。ちなみに重さはライン全体の重量ではありません。AFTMA(アメリカ釣具製造協会)の規格によりラインの先端から30フィート(約9メートル)部分の重さを基準としています。1グレインとは約0.06480グラムです。
| ライン | #1 | #2 | #3 | #4 | #5 | #6 | #7 | #8 | #9 | #10 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 重さ | 60 | 80 | 100 | 120 | 140 | 160 | 185 | 210 | 240 | 280 |
●タイプ
ラインには水に浮くあるいは沈むなどのタイプがあります。
- F(フローティング)
- 水面に浮くタイプのラインです。
- F/S(フローティング/シンキング)
- ラインの先端数フィートが沈むタイプのラインです。
- S(シンキングタイプ)
- ライン全体が沈むタイプです。
またシンキングラインは沈下速度によってさらに下図のように分類されます。

以上のテーパー形状、サイズ、タイプを組み合わせ「WF5F」というように表記されます。 この場合、ウェイトフォワード、5番のフローティングラインということになります。 ラインを購入する際は、お間違えのないように...